「Mt.FUJIMAKI 2021 ONLINE」開催直前インタビュー

藤巻亮太がオーガナイザーを務め、2021年10月2日(土)15:00より約4時間に渡って無観客生配信を行う「Mt. FUJIMAKI 2021 ONLINE」。開催まであと4日に迫った公演に向けて、藤巻亮太のオフィシャルインタビューをお届けします。

――「Mt.FUJIMAKI」は、藤巻さんの出身地である山梨県の山中湖交流プラザきららで2018年から行ってきたフェスですが、2021年は昨年に続いての現地開催断念を発表しつつ、オンラインでの無観客生配信が決定しました。発表してから少し時間が経ったいま、心境の変化はありますか?

「Mt.FUJIMAKI」は、僕のルーツである山梨を音楽で盛り上げたい、県外の方にも山梨の魅力を伝えたいという思いからスタートしているので、地元開催にこだわっていた部分はあるんですけど、地元への思いが深いフェスなだけに、今年のコロナの状況を見て、開催することで山梨のみなさんに迷惑をかけてしまうのではないかという懸念がありました。そういう思いから、地元開催は中止にしたのですが、今年はオンラインでの開催が決まって、できなくなってしまったことよりも、できることのなかでベストを尽くすほうに気持ちが切り替わって、楽しみになっています。「Mt. FUJIMAKI 2021 ONLINE」は、オンラインの良さを活かして、音楽はもちろん、本来「Mt.FUJIMAKI」を行う予定だった山中湖村の素晴らしさをどう伝えるかを、スタッフと協議しています。いい音楽と山梨の魅力を届けたいという気持ちは、現地開催でもオンライン配信でも変わらないし、オンラインでもぶれずにいたいと思っています。

――今回「Mt. FUJIMAKI 2021 ONLINE」には、岸谷 香さん、真心ブラザーズのお二人、竹原ピストルさん、川嶋あいさんが出演されます。FM FUJIで放送中のラジオ「FM藤巻」にゲストでお越し頂いたり、打合せを重ねる上で、印象的なエピソードがあれば教えてください。

個性もキャリアも違うなかで、佇まいや話して頂いた内容から、音楽との向き合い方や愛情、思い、ミュージシャンとして積み重ねてきた魅力を改めて感じていて。「FM藤巻」に来てもらったことで、リハーサルや本番でより高めあっていけるような、凄く貴重なモチベーションを頂きました。
岸谷さんは、ラジオにゲストでお越しいただいたときに、プリンセスプリンセスの解散やソロ活動、震災をきっかけにバンドの再結成したりと、キャリアのなかの転換時の心象をカラッと話してくれたのが、僕自身も聴いていて気持ちよかったです。だからこそ、キラっとしたポップな曲を書かれるんだろうなと感じましたね。コラボ曲を決めるときも、メールのラリーは長いから電話にしましょうって言って頂いて。そこらへんも早くていいですよね。アレンジもパパパパってすぐに決まりました。
真心ブラザーズさんは、YO-KINGさんが「アコギと歌だけで曲を作って、アレンジとかはそんなに…歌を作るっていうのは昔から変わってないんだよね、携帯に吹き込んでさ」って話されていたのが印象的で。だからこそ出てくる言葉とか、メロディーがあるんだなって、シンプルに感動しました。でも最後に桜井さんが「僕はアレンジめちゃめちゃ大好きなんですけどね」って(笑)。あの一言が真心さんの音楽の世界観、二人の世界を作っている感じがしました。僕が“不良”っていう曲が好きだって話したら、この曲が入っている新作『Cheer』はコロナ禍で暗いニュースが多いなか、とにかく明るい、元気なアルバムを作りたかったって言ってくれて、シンパシーを感じましたし、その通りの作品だと思っています。セットリストの話をしているときに、1曲リクエストを聞いてくれたのも、嬉しかったです。
竹原ピストルさんは、タイミングが合わなくて「FM藤巻」にはお越しいただけていないんですが、僕自身は最新アルバム『STILL GOING ON』のなかの“ギラギラなやつをまだ持ってる”がすごい好きで。ミュージシャンがドキッとするような曲だと思います。本番は弾き語りになると思うんですが、どんなステージになるのか楽しみですね。
川嶋さんは、音楽もそうなんだけど社会活動もされていて、アフリカに学校を建てるとか、コロナ禍でストレスを抱えている子供たちのサポートをしていたりとか、根底に人のためになりたいっていう気持ちが深くある方で、そういう思いを尊敬しています。オンラインのライブを見たときに、「Mt.FUJIMAKI」でやってほしいと思った曲があって、川嶋さんに伝えたところ、意見が合致してよかったです。

――ご自身のステージはいかがでしょうか?

今回、僕のライブもオンラインということで1時間ぐらい演奏しようかなと。新曲“まほろば”はもちろん、久しぶりの曲もありますし、オンライン開催になったからこそ発想を変えてお届けしたいと思っています。

――オンラインでも見どころが満載のフェスになりそうですね。

今回はオンラインだからこそ、全国各地で「Mt.FUJIMAKI」がライブで見られるので、気持ちのいい秋の土曜日を過ごしてもらえたら嬉しいです。携帯で見てもいいですし、テレビにつないでもいいですし、それぞれの環境で「Mt.FUJIMAKI」の音楽を昼ぐらいからゆっくり楽しんで頂けたらと思います。

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